授贈記念 成瀬映山展 座談会が開催されました
受贈記念 成瀬映山展
座談会「成瀬映山先生を語る」が開催されました
パネリスト田中節山先生出演
座談会開催日
平成27年3月1日(日)天候:雨
時間 13時 〜 15時
参観者 約300名
パネリスト 新井光風氏 樽本樹邨氏 鈴木春朝氏
田中節山氏(書象会会長)
司会 高木聖雨氏
会場 成田山書道美術館
286−0023
千葉県成田市成田640 成田山公園内
電話 0476(24)0774
3月1日(日)成田山書道美術館において、座談会「成瀬映山先生を語る」が開催されました。
座談会には約300名の方が来館され、パネリストの先生方の話に聞き入りました。
[座談会次第]
・パネリスト紹介
・成瀬映山先生略歴紹介
・成瀬先生の「人と書」について
・パネリストの先生方の「成瀬先生の思い出」
・有山社展と成瀬先生
・謙慎書道会の系譜と成瀬先生の功績
・成瀬先生の書道観と書表現
本会会長・田中節山先生からは、成瀬先生との中国訪中団随行の際の先生のお姿や、本会書象展が国立新美術館開催最初の年の成瀬先生からのお言葉等が紹介されました。
座談会の様子をお知らせいたします。
(写真はクリックすると拡大してみることができます)
開催ご案内(成田山書道美術館HPより転載)
大正9年、東京渋谷に生まれた成瀬映山(本名:榮三)は、父が義太夫を、叔父が清元をたしなむ環境の中で芸の心を養い、幼くして歌舞伎をはじめ多くの江戸文化に精通しました。
終戦を従軍先の中国で迎え、復員後は得意の書を活かし、東横百貨店(現:東急)に勤め、師の青山杉雨との運命的な出会いを経て書の道に専念することになりました。
昭和35年の謙慎書道展での西川春洞記念賞を皮切りに、昭和57年に日展会員賞、同62年に内閣総理大臣賞受賞、平成4年に日本芸術院賞恩賜賞を受賞し、同13年には文化功労者の顕彰を受け、読売書法会には創設時より参加、朝日現代書道二十人展でも活躍しました。
西川寧や青山杉雨から学んだ古典主義と生来の江戸の粋とが融合した映山独特の軽やかな表現が多くの人に受け入れられることになりました。
成田山新勝寺では、全国競書展の運営をきっかけに「御護摩受付所」の扁額を揮毫していただきました。また歿後、ご遺族からは代表作を一括して寄贈していただきました。本展ではこれらの作を陳列し、成瀬映山の書の魅力をご紹介したいと思います。
名 称 :受贈記念 成瀬映山展
開催期間 :平成27年2月14日(土)~4月19日(日)まで
第1期: 2月14日(土)~3月26日(木)
併催展:収蔵優品展
第2期: 4月 1日(水)~4月19日(日)
併催展:第31回成田山全国競書展
会館時間 : 9:00~16:00(最終入館は15:30)
主 催 :成田山書道美術館
特別協力 :謙慎書道会
後 援 :朝日新聞社/読売新聞社
休 館 日:月曜日、3月27日~3月31日
入 館 料:大人500円(350円)
高・大学生300円(200円)
中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
展覧会の詳細はこちら → 受贈記念 成瀬映山展
アクセス → 成田山書道美術館へのアクセス