出光美術館企画展「書の流儀Ⅱ」の鑑賞行事を実施しました
研修部企画による美術館鑑賞行事として、12月8日(土)に出光美術館の企画展「書の流儀Ⅱ」の鑑賞会行事を実施しました
実施日 平成29年12月8日(土)15時30分から17時
場所 出光美術館 (有楽町)
参加人数 31名
概要報告
出光美術館の今回の企画展では高等学校書道の教科書に掲載される書の名品名跡(重要文化財)などが数多く展示されています。
今回は「本物をしっかり見る」ことを目的に、当日は出光美術館学芸課長・笠嶋忠幸学芸員課長に「書の名品の鑑賞の手引き」の特別講座を書道部員と後援会書道部の保護者の皆様を対象に行っていただきました。
書道の学習では書の見方・捉え方・考え方を深めていく学習が必要になります。
笠嶋学芸課長からは、文字文化の中の書の名品の位置付けや今回の展示の目的などテーマごとに説明いただき、さらに今回の名品の陳列は鑑賞学習の「見る」「比べる」「考える」の基本の学びに沿って展示されていることなど、本物を鑑賞する前に名品の見方や鑑賞の視点などのお話をいただきました。
研修会の美術館鑑賞プログラムとして出光美術館笠嶋学芸課長にご支援いただいた鑑賞学習の取り組みは、今後も美術館や博物館などにも足を運び、「本物に触れる」体験をいっそう深めていきたいと思います。
当日の様子を紹介します